第27回未来をのぞく住宅

５つのテーマに特化した家づくり １）愛犬と快適に暮らす家づくり ２）愛猫と快適に暮らす家づくり ３）変形敷地を活かす家づくり ４）こだわりを楽しむ家づくり ５）土地・中古物件探しからの家づくり

唯一無二な敷地条件に対して、その環境を読み解く事は必須ですが、それ以上に施主とのディスカッションの場を大切にし、そのプロセスの中から導き出されるプログラムを素直にカタチにして行く事を第一に心掛けています。

「建物をつくること」は、住まい手の夢や希望はもちろんのこと、施工会社、スケジュール、予算、法的条件、環境条件など、さまざまな関わりによって成り立っています。そのひとつひとつ、それぞれと対話を重ねながら、共に考え、丁寧に進めていくことを心がけています。

住宅、商業空間、公共空間と求められる機能が変わっても、その要望を解き答えるだけではなく、その建物を眺める事自体、またその空間に居る事自体が快適であること。また新しい建物が建つ事で、その使用者はもちろん、それを超えて近隣の人やたまたま通った人にも豊かな気分や固有の価値体験を提供出来たらと考えています。

一時の流行や一過性の建築で空間を造るよりも、長期的に変わらない多様な要素（光、風、地域の営みや風景）に着目して、それらの要素を空間の秩序としてしつらえる事を念頭においております。

『香り』を意識した建築をしています。 香りによって温度が変わります。部屋の明るさが変わります。気分も変わります。 重要な五感の要素の1つである『香り』これが大切。 『いつも通り、特別なものを造ります。』 けして贅沢はせず、ちょうどいい空間を提案します。

家には、そこに住まう方の思いが現れるものです。ご家族と共に生活を見つめ潜在的な思いも引き出し、その“思い”と“未来”を『かたち』にしていきます。家族の未来が『かたち』になった時、世界で一つの家づくりが始まります。『家を建てる方の潜在的な部分を、日々の生活や未来と結びつけることが、私の‘仕事’です』

大正時代の偽洋風建築 （洋風に似せて造った和風建築） に代表される古くてもデザインに優れたものを 追求しています。 古民家鑑定や、古民家改修、 有形文化財（建造物）登録などはもちろん、 古いデザインの良い所を取り入れた 新築住宅がメインです。