第33回未来をのぞく住宅展

モノにあふれた世の中ですが、自分に合うピッタリのモノに出会うには、かなりの苦労を必要とする気がします。できるだけシンプルに、心地良く、快適に、普遍的に使えるモノを目指して、みなさんのニーズにあったデザインを創造したいと考えています。

つなぎ、つながれる建築をつくります。 ・土地の歴史文脈や周辺環境とのつながる住まい ・クライアントの暮らしやライフスタイルと、現代の都市生活をつなげる住まい ・過去と未来の橋渡しとなる「現代の」建築として、時と共に育ち、受け継がれていく住まい

建築主の皆さんと私、お互いの「個性や感性」を融合させ、快適で心地良い「建築空間」を創り上ることを、大切にしております。 もの創りの楽しみをお手伝いし、豊かな人生の過し方を、分ち合いたいと、願っております。

快適な住まいとは、多様なニーズと「機能・環境・安全・デザイン」性を考慮して、自然や季節を五感で感じ、人に優しく「自然体で過ごせる空間」と考えています。 心地よい住まいづくりを、ご一緒に楽しく演出してみましょう。

建築デザインは、クライアントのライフスタイルに沿ったものでなければならないと考えます。よって、クライアントの要望はもちろん、現在の生活パターンや趣味趣向に至る細部まで聞き込み、クライアント自身がまだ気づいていない潜在的な要望を掘り起こし、提案の際に盛り込むように心がけています。

周辺の環境や場の持っている力を読み取り、家族の要望やライフスタイルに相応しい個性的な住まいを創造し、利便性や快適性だけを求めるのではなく、周辺の風景や庭に植えられた緑、光や通り抜ける風などを感じながら心地良い豊かな空間をつくりたいと思います。

住む人らしさを”かたち”にする。 家づくりの過程そのものを建主の方、工事にかかわる皆さんと楽しみたいと思っています。既成概念にとらわれず、住まいのかたちを一緒に考えていきたいと思います。

“家”を考えるコトは『人生』を描く事であり、『時』を導き出す事と同じなのかもしれません。ルイス・カーンの言葉が浮かんできます。ーどんな建物も、家なのですー 家は私たちの原点・・・美しく楽しい『人生』と『時』の創造をめざします。