第10回未来をのぞく住宅展

ひとつひとつの住宅が集まり、集落が生まれ都市が形成されていきます。家族の夢を実現した住宅と地域個性を現した都市が出来て初めて良質な住環境が実現できたと言えるでしょう。私は都市的の視点も大切にして、家族の夢を実現した住宅をつくり続けていきたいと考えています。

その土地の風土や季節感を感じながら機能的、かつ美しい建物、そして環境を考えていく。 そこに住む人が心地よさを感じる住まい、気持ちいい住まいを提案する。

一時の流行や一過性の建築で空間を造るよりも、長期的に変わらない多様な要素（光、風、地域の営みや風景）に着目して、それらの要素を空間の秩序としてしつらえる事を念頭においております。

周辺環境に融合し、地域・文化・自然等と共生する建築づくりを目的とします。上辺だけのデザインでなく機能的でライフスタイルに合致した深い愛着の湧く建築を創出します。さらに、クライアントと一体となり新しい発想とオリジナルデザインを付加することで、要望を満たした特徴的な建築を提供できることをお約束致します。

お客様と一緒に楽しく将来にわたって住みやすい快適な家づくりを行います。

上質で、シンプルに、ずっと

いい空気と暮らす丈夫な家づくりがテーマです。

家は永続的に使いつづけられ、しかもライフステージが刻々と変わっていきます。また、家は家族の喜怒哀楽を受け止める容器であり、家族にとって歴史的な日の様子など、家の記憶はとても大事なものです。記憶に残る家をつくりたいと思っています。

デザインや性能が充足しただけでは住宅としては不十分で、そこには「遊び心」が欠かせません。光や外の景色を楽しんだり、飾ってみたりといった「遊び」によって、空間が楽しいものになり、暮らしが豊かになると思うからです。「遊び心」を忘れずに、設計にのぞみたいと考えています。

敷地条件やクライアントからの条件に対する建築としての構想力と、それを具現化するデザイン力が大切だと考えます。そして、シンプルでありながら様々なシーンが展開する心地よい空間を目指しています。