第2回未来をのぞく住宅展

光と風、内部と外部、敷地と環境の関わりを大切にすることをコンセプトにしています。 家というのはお施主さんがつくる側面も大きく、共につくっていくことが重要な事だと考えています。

住まいとは、住み手のための場所づくりである。それは家族のための場所づくりであり、個人のための、時には夫婦のための、親子のための場所づくりである。そして、いつもそこには、住み手の笑顔がある。そんな、住み手の笑顔を想像しながら、夢を具現化するお手伝いが出来ればと考えています。

その場所で、その家族がいつも心地よく、楽しく過ごせる家づくりを基本としています。家は買うものではなく、建主と設計者・工務店（職人）がいっしょになって作り上げていくものだと思っています。

私は、普通性を高めて行く事により普通より優れた住まいを創り出して行きたいと考えています。そして素材を大切にしたシンプルな生活空間、おおらかにつながり互いの気配を感じられる空間、季節の移り変わりや光の陰影を感じられる空間をつくることを心掛けています。 古民家等の再生も多く手掛けています。

心地いいと感じる住まいとは何でしょうか? 人が忘れかけている「五感」を刺激する様な空間を造る事が出来ればと思います。 シンプルにまとめた空間の中に気づく事がきっとあるはずです。

移ろいゆく時を光・風と共に心地良く感じられる空間人・場との出逢いから感じるものを大切にして、カタチを生み出すonly oneの空間, 自然・気候風土に親しみながら共に生きる空間, 時と共に変化していく人・物それらの変化にさりげなく対応し愛されつづける建築を目指しています。