第61回 建築家展 in周南

建築に何が出来るのか。建築で何が出来るのかを常に探し考えています。 自然を、植物を、作物を耕し、愛でて、そして育てるようにプリミティブな思考で建築と社会に向き合っていきたいと考えています。 出来上がったときの、なにものにも代えがたい充実感と安らかな時間を一緒に創り上げませんか。

住むことに喜びを感じ、住み続けるほど愛着が沸き、家族の歩みが味となるような家を目指しています。住まい手との対話を大切に、細かなところまで心を配り工夫することで、より良い家を設計する事を心がけています。日々の暮らしの中で自然を感じ、家族を感じて、豊かに暮らせる家をご提案したいと考えます。

次世代に向けた「省エネ基準･ZEH」に対応した家創りから「ガレージハウス」「趣味に合わせた家」「土地探しからの家創り」などの要望に寄り添いながらクライアントの個性を大切にした家創りを心がけております。

どんな空間であれば過ごしやすく、 人はそこで幸福感に満たされるのか、 心地よい日常を送れるのかといった点に着目して、 全体像とディテールを詰めていくのが流儀。 あくまでも主役はそこに住まう人。 その方にとってどんな暮らし方が理想なのかを追求し、 カタチにしていきます。

それぞれのご家族での理想の住まいを実現するために、丁寧にご要望をお伺いし、その中から大切なものを受け取り、設計に反映させています。 竣工が完成ではなく、そこから住まわれる方がその住宅を成長させていけるような建物、空間造りを考えています。

住まいは、気候・風土・文化に根差したものが良いと考えます。伝統的な建築物や民家をみてみると私たちの生活は、季節のうつろいに寄り添い、自然のめぐみと共にありました。時として自然は、心揺さぶる美しさを放ち、畏敬を感じさせる超越した力を持ちます。そんな心が充たされる住まいを設計したいと考えています。